Nさんのブログ

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安達としまむら アニメ以降感想

最近、ライトノベルを読むのにはまっています。

 

というのも、もともとアニメが好きで、アニメ化されていない続きが気になり、ライトノベルに手を出してみました。

 

安達としまむら「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」の2作品を読んだのですが、今回は安達としまむらの感想を書いていきます。

 

安達としまむらとは?百合アニメ?

必要以上に深い人間関係を築こうとしないしまむらと引っ込み思案でこれまで友達をつくってこなかった安達の関係を描いた作品です。

ジャンルでは、百合系に分類されますが、基本的には安達が情熱的にアタックし、しまむらが冷静に対応するといったかんじなので、いちゃいちゃする百合アニメではなく、だれでも楽しめる作品だと思います。

 

アニメは、安達としまむらが2年生になったところで終わっていましたが、アニメ以降の話は小説の5巻からの内容になります。

 

面白かった話をいくつか紹介していきます。

 小説の感想

5巻プロローグ「もしみんなが小さかったら」

「もしみんなが小さかったら」というお話で、同じ保育園に、しまむら、安達、日野、永藤、樽見がいたとしたらという世界線の話がありました。しまむら樽見が遊んでいるところを遠くから一緒に遊びたそうに見つめる安達さくらちゃん。しまむらは保育園の先生からみんな仲良くって言われたけど、どうやらさくらちゃんはしまむらとふたりで遊びたいみたい。

実際の高校生の関係性と同じですね。しまむらはみんなから好かれていて、安達はしまむらのことを独占したい、樽見しまむらと仲良くしたい、日野と永藤は通常通り仲良し、ってかんじです。

 

日野と永藤の旅行 

今まではあまりフォーカスされていなかった日野と永藤との話も、9巻に収録されています。日野の実家は堅いお家柄で、嫌気がさした日野は家出という名の旅行に永藤と出かけます。

この2人もずっと一緒にいる気がしますが、今後どうなるか気になるところであります。

 安達の告白

安達がしまむらに告白して付き合いだしたことで、2人の関係は少しずつ進んでいきます。それによって希薄になったしまむら樽見の関係であったり、これまで家でもあまり話さなかった安達と安達母の関係など、周囲にも影響が出てきます。

 

安達としまむらのどっち派?

安達は一生懸命なところやしまむらに甘えるところがかわいいですね。

こんなに思われるしまむらはうらやましい限りです。

 一方、しまむらは人間関係がさっぱりしているところや、すこしSっ気があったり、大人っぽいところが魅力的です。しまむらの良さは、相手を否定せずに受け入れてくれるところだと思います。

 私は、一生懸命な安達を不思議と応援してしまうので、安達派ですね。ここは、割と半々くらいに分かれる気がします。

 

今後の2人の関係は? 

最近、米澤穂信さんの「小市民シリーズ」 を読んでいて、そこでは小鳩くんと小佐内さんの関係は互恵関係と表現されていました。安達としまむらの関係を考えると、安達からしまむらの関係は依存関係であり、しまむらは安達とどれだけ近づいていいのか迷っているかんじですね。付き合うことになったものの、あまり発展していかな2人の関係が、今後はどれだけ近づいていくのか楽しみです。

最後に

アニメ以降では、2人の関係は徐々に変化していきます。安達はもともとしまむらを好きでしたが、しまむらの心境にも徐々に変化していきます。アニメしか見たことがない人は、そこからが面白くなるので、ぜひ読んでみることをお勧めします。